立川駅南パソコン修理備忘録

JR立川駅南口徒歩3分。多摩モノレール立川南駅からだと2分ちょい。フランス居酒屋の目の前にいます。

液晶割れからの脱出。~VAIO VPCEH19FJ編~

修理前

before

修理完了!見慣れた青い景色。

修理完了!見慣れた青い景色。

VAIO VPCEH19FJ。

踏んで割ってしまった液晶の修理でした。
天板側への影響が懸念されましたが大丈夫なようです。

液晶が割れてしまっても、OS自体にはほぼ影響がありません。

※但し、割れ方によってはOSが入っているHDDやSSDに影響があります。

※修理受付の際にお教えください!

修理の際は、ベゼル(液晶周りの枠)のツメを破損させないよう慎重に、

かつ迅速に外していきます。

ノートパソコンの液晶周りにはwebカメラ無線LANのアンテナ等も設置されているので、傷つけないようにココも慎重に作業します。

仮付けで問題なく起動していること、他の部分にも損傷が出ていないことを確認し復元へ。

筐体も掃除させていただきました。

筐体色ピンクは新鮮でいいですねー

また、液晶開く際に角をもってらしたので、

液晶のたわみを防ぐ意味でも、角ではなく真ん中を持って開け閉めされるといいですよとアドバイスさせていただきました。

 

搭載OSはWindows7

あと半年後、2020年1月14日にサポートが切れてしまいますWindows7!!

・・!?・・・もうあと半年なのか・・・!!!

xmobtachirepair.hatenablog.com

 

サポート切れのOSはネット上の危険に晒され続けてしまいます。

お客様には、長く使い続ける場合や、古いOSでないと動かないものは特にないよという状態であればWindows10への移行を是非!と推しています。win10推し。

当店でもできますよーデータそのままで大丈夫ですよーとご提案しています。

ウィルスに侵される前に是非!!

www.saisonmer.net

 

【教訓】

・ピンクは新鮮。

Windows7サポート切れまであと半年

 

また一つ、勉強になりました。 

重い挙動の中に埋もれてしまったスタートボタン

出張修理のご依頼。

「動作が重い。写真も開けない。デスクトップの左下にあるスタートボタンが効かない」という症状。

お宅にお伺いして不具合機とご対面。

 

NECのデスクトップパソコン VALUESTAR G。

第4世代i3・4GBメモリ・500GBを搭載。

‥そこまで古い機種じゃない。

終了するときは本体の電源ボタンを長押しして強制シャットダウンさせていたそうな。

…HDDによろしくない。なんとかせねば。

 

タイマー傍らに電源ON。・・・・・確かに重い。

windows10にアップグレードされてるが重い。

写真をクリックしてもビジー状態から動きがない。

スタートボタンも効かない、というか反応しない。

キーボードのwindowsキーも作用してない。

もう少し調べてみると、スタートキーとともにCortanaが効いていない。

けれどもタスクバーは生きてる。

謎い‥

ショートカットキーからタスクマネージャ起動。

動作は遅いがCPU使用率は10%以下、

4GB一枚刺しなメモリも使用率49%と余裕がある。

何かプログラムが裏で動いてる感じでもない。

右クリックは効くのでWindowsマーク右クリ→シャットダウンメニュー選択。

これであれば電源ボタン長押しでなくてもパソコン終了できるが、

重い動作の根本的解消にはならない。

とりあえずWindowsUpdateをかけて再起動。

 

再起動時にもタイマー傍らに様子を見ていたが先程と大差ない。

効かないスタートボタン。

ムムム‥

 

色々検索してみると、

どうやらストレージの「空き容量を増やす」にてWindowsUpdateの

一時ファイルを削除すると改善するかもしれないという記述を発見。

実践して再起動。

 

・・・

 

 

お、なんか軽くなった気が。

デスクトップが出てきた。

スタートボタン・・・・効く!

直った!!!

写真も開ける!!

 

直って軽くなった動作にお客様もご満悦。

今のこの状態でも使えますが、メモリ増量やSSDへの換装でさらに軽くなるという案内をさせていただいて終了。

【教訓】

一時ファイルの削除が効果的な場合もある。

 

また一つ、勉強になりました。

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自動修復ループから抜け出せないdynabookと対峙。

結果から言うと、クリーンインストールの道しかなかった。

そこに至るまでの試行錯誤を備忘録しておこう。

対象は東芝dynabook

 

【HDDの状態】

HDD抽出しCrystalDiskInfoから確認

状態「注意」 05欄:0 / C5欄:8

使用時間:6415時間 

平均寿命1万時間から考えれば寿命下り坂に差し掛かっていると思われる。

 

まずは、 

回復環境からのスタートアップ修復→NG

スタートアップ設定してセーフモードに入ろう

→再起動しても選択肢の項目が表示されず。

セーフモードにいけない。oh‥

セーフモードに入れないと色々よろしくない。

…もう少しあがこう。

 

再び回復環境コマンドプロンプトから

sfc /scannow → Windows リソース保護は要求された操作を実行できませんでした。

chkdsk c: /f → 異常なし

bootrec /rebuildbcd → インストールされた合計数:0 正常終了

bootrec /fixboot → アクセス拒否

アクセス拒否って。そこは通してよ。

DISM/Online/Cleanup-Image/RestoreHealth等のDSIMコマンド走らず。

windowsPEでは DSIM通らないね 

 

次なる手BCDの修復へ

DISKPART→ list vol で対象ディスク内のvolume確認

FAT32efiパーテーション(260MB位)を適当な文字(Nとかbとか)にリネーム

diskpartをexitした後

適当な文字:> cd /d 適当な文字:\EFI\Microsoft\Boot 

適当な文字:> ren BCD BCD.bak 

適当な文字:> bootrec /Rebuildbcd

適当な文字:> bootrec /fixboot ←ここでアクセス拒否

 

行く手を阻む「fixbootアクセス拒否」の解消を試す

diskpartからlist vol →efiパーテあるvolを選択

assign letter=適当な文字 →exit

適当な文字:> にした後

format 適当な文字: /FS:FAT32

bcdboot C(※Dの場合もあり):\windows /s 適当な文字: /f UEFI →NG

bcdboot d:\windows /l ja-JP /s c: →NG

cd /dの前に>md /~実行するやり方だと、サブディレクトリがすでに存在しています。と出て大した効果なし

 

WindowsPE環境に移る】

同環境でも使えるbootsectコマンドを試す

bootsect /nt60 c:\ →NG

bootsect /nt60 d:\ →NG

レジストリの復旧も試す。

default/SAM/security/software/SYSTEM/ をリネーム→コピー

再起動→変化なし

 

ハッ・・!

回復環境下ではレターがズレる!と思いつつ

D:をターゲットにして作業やり直すも効果なし。

chkdsk /rでジーッとまっても不良セクタは検出されず。

 

fixbootアクセス拒否問題を解決しないと前に進めない。

 

スタートアップ設定が再起動後に反映されてなかったのは、

そのあたりのファイルが壊れていたからだろうか?

 

次に進む際データの損失が怖いので、

回復環境cmd→notepad二窓開いて外付けHDDにコピー。

※windows10の回復環境はnotepad複数起動が可能なのでコピペがとてもやりやすい。

※ソースとターゲットを意識した窓の配置をすれば視覚的イメージにもグッド。

結果、

D:\windows~内のファイル20MBほどはエラーが出てコピーできず。

セーフモードにいけなかった理由はここに?

 

準備は整ったので、いざ「このPCを初期状態に戻す」を試す。 

・・・が、

「問題が発生したため初期化できませんでした」 メッセージ。

oh‥NGですか。

 

すべてNGが出たため、

残された道はクリーンインストールのみ。

 

是非を問うと、

対象HDDならびにパソコンの状態、その他諸々を鑑みると現状のままがいいという判断が。

dynabookを無水エタノールで拭き拭きクリーニング、外付けHDDを渡して終了。

 

【教訓】

壊れたファイルの場所によってはセーフモードに入れなくなる。

回復環境下ではドライブレターズレるからdiskpart→list volで把握しておく。

 

 

また一つ、勉強になりました。

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プチプチ切れるネット回線とB553/J

今回の機種は

TOSHIBA dynabook Satellite B553/J

無線LANを搭載していないのでUSBアダプタ使用しインターネット接続使用。

だが、作業していると回線がプチプチ切れるとのこと。

 

傍らに検証機置いて確認してみる。

検証機側ではプチプチ切れる現象は確認できず。回線の状態は大丈夫。

…となると、送受信するアダプタが原因?と判断。 

 

まずはドライバから見直そう、

バイスマネージャー

↓ 

ネットワークアダプタプロパティ

ドライブの更新。

加えて、

USB接続とはいえ、もしかすると影響あるのかもしれないと思い、

 

ネットワークアダプタプロパティ

電源の管理

「電力の節約のためこのコンピュータでデバイスの電源をOFFにする」

のチェックを外しておく。

改めてネットワークの状態の眺めていると、2.4GHz(11n)で接続されているのを確認。

2.4GHzは障害物に強いが他の家電製品でも使われている帯域なので、

電波干渉が発生しやすいと言われている。

近くに電子レンジがあるため、もしや電波干渉が原因?

 

USBアダプタを調べてみる。

外観からは品名/メーカー分からず。802.11nアダプタという表記だけ。 

検証機は同SSIDを5GHzで接続していたので、

このアダプタは5GHzに対応していないと思われる。 

5GHz対応アダプタを別途購入するのが近道っぽい。

 

無料で出来ることを模索する

不必要そうなアプリを見直していく。

パッと目についたのが、起動時に立ち上がるOneDrive。

 

ネット接続する前から立ち上がって

「ネットに繋がってないよ!」とアピールしてくる。

 

もしかして、起動時の負担が減れば送受信安定する?と思い、

設定画面からチェックを外す。

 

再起動をかけOneDriveが立ち上がらないことを確認。

とりあえず様子見。

 

数日様子見たが状態はかなりマシになった模様。

ベストは5GHz帯対応かつ11acOKなアダプタつければ安定と高速化が得られる。

といったところかと。

※5GHz2019年6月現在だと1200~2000円で購入可能。安くなったなぁ

【教訓】

回線~ルータの状態

→ルータ~アダプタ間のwifi状態

→端末についているwifiアダプタの状態

→端末そのものの状態

端から順に一つ一つ確認していこう。

 

また一つ、勉強になりました。

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ノートパソコンから出るカサカサ音の正体。

「何もしていない状態では音がせず、

負荷がかかると音が大きくなる」

聞けば、真っ先に思い当たるのがノートパソコンのCPUファン。

HDDだとシュゥゥゥゥィィィン・・カッコカッコとかだろう。

 

【今回の機種は】

B552/H。

東芝dynabook Satellite B552/H。

この機種の場合、CPUファンにアクセスするには

・バッテリーを外し、

・メモリカバーを外し、

・HDDカバー&HDDを外し、

・底面の見えるネジ全部外し、

・電源&インジケータカバー外し、

・キーボード外し、

・液晶、というか上半身外し、

パームレストカバーを外し、

・やっと見えた基板をも外し

ここまでやらないといけない。

MacBookのように底面カバーだけで済めば楽なのに‥と思いつつ、

ネジを外しネジを外し、ネジを外してカバーを外す。

 

さて問題のCPUファンとご対面。

見た感じ、変形はしてなさそう。

とりあえず清掃して再起動してみる。

 

・・・お?カサカサ音しなくなった。

清掃だけで済んだようだ。よかった・・。

これでも改善しなければCPUファンの交換になる。

 

 

 

ノートパソコンのCPUファン調整への道は機種によって長さが色々。

発熱が低ければファンレスな機種も。

デスクトップパソコンの場合は、

CPUファンにすぐたどり着けるがケースファンが別だったり、

CPUファンがケースファンも兼ねていたり、

CPUの熱を逃がすヒートシンク部分がニョキッと伸びてケースファンと兼用されていたりとか色々。

冷やし方も、熱を逃がしたヒートシンクにファンで風を当てる空冷式

冷却水で熱を逃がしケース側につけたラジエータで冷やす、まるで車のような水冷式、

はたまた、冷却効率の良い液体にCPUや基板部分をどっぷり沈めてしまうなんていうのもあったとか。

CPUの熱を逃がさず上がり続けてしまうと、保護機能が働きシャットダウンしてしまう。

パソコンが突然落ちてしまう原因の一つ。

 

今回の機種は発売から5年近く経っているが、

SSD換装やメモリ増量すればまだまだ戦えるCPU。

突然落ちるようになった・使えない・不要と見限る前にご相談を!

 

当店ではwindows10搭載機を1万円台から用意しています。

カスタムベースに最適。 SSD換装や8GB、16GBへのメモリ増量で

まだまだ安心してご使用できます。 

 

また一つ、勉強になりました。

http://www.saisonmer.net/xmob_tachikawa/pcrepair.html

 

 

 

起動が遅い。どうにかしてほしい!hp/ProBook4740s

そんな時はSSD換装!!

ProBook 4740s。HPのノートパソコン。

スペックは、

Core i3 3310M 2.40GHz

8GBメモリ HDD 320GB

Win7 SP1 64Bit

というもの。

上記ご利用のお客様からのご相談。

「会社の営業の皆様が共同で利用する端末なのだが、起動時間が遅く買い替えを検討している。
出来るだけ費用を抑えたい。何か修理すれば早くなるのか?」

とのこと。

早速起動テストで時間を計測。

ログイン画面に至るまでにおよそ1分47秒

パスワードを入力して安定起動するまでに更に1分ほど要してしまう。

 

WindowsUpdateが溜まっているわけでもなく、

他に特別異常が有る訳ではなさそうなのでSSDへの換装をご提案。

 

HDDの使用状況をWindows上で確認すると

容量:282GB

使用領域:78.7GB

空き領域:204GB

 

出来るだけ費用を抑えたいとのご要望と、現在のパソコンの使用環境をお伺いした上で今回は128GBのSSDに換装することでご注文いただくこととなった。

HDDからSSDへの換装、かつ容量のサイズダウンも必要になるため、

パーテーションのリサイズも併せて実行することに。

 

無事にSSD換装後、改めて起動テスト。

結果は、

ログイン画面に至るまでにおよそ15秒

パスワードを入力して安定起動するまでに更に10秒ほど。早ッッ

 

ログイン画面に至るまでは約1/7の時間

パスワード入力後の時間は1/6の時間に。

2分以上の時間短縮になると思えば成功でしょう!

 

最新のパソコンの起動時間には到底かないませんが、

まだまだ使えると大変喜んでいただけた。良し良し。

 

Windows7も来年2020年にはサポート切れになってしまうOS。

元号令和もスタートしている。

OSも新しく10に移行する、というのも良いかもしれないです。

 

それにしてもやはり、SSD換装効果は絶大。

8GBも相まってまだまだ戦える力を持っている。

 

また一つ、勉強になりました。

www.saisonmer.net

 

WindowsUpdateに何度も失敗する。富士通/LIFEBOOK

WindowsUpdateに何度も失敗するFUJITSU LIFEBOOK S762/G

の案件。

表示されていたエラーコードは「0x80073712」

OSは起動している状態なので、管理者権限コマンドプロンプトより修復コマンド打ち込み。

※回復環境(WindowsPE)のコマンドプロンプトではDSIMは走らないのよね

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth→OK

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth→OK

再度WindowsUpdateかけてみる。

 
一つは通ったがもう一方、NET Framework3.5の更新でつまずき。
何度やってもつまずくのでWindows10インストールディスクから
データ保存しつつ上書きインストール実行。 
 
再度WindowsUpdateかけるも同じ箇所でつまずく。
前述の修復コマンドは二つとも通ったもののつまずく。
 
つまずく。
 
google検索すると、一時ファイルが残っていると失敗するとの記述が。
ならば、と
設定/ストレージから「今すぐ空き容量を増やす」を実行。

一時ファイルをあらかた削除後に再起動。

もう一度WindowsUpdateかける

 

と・・・無事成功!

 

【これで終わりと思いきや…】

WindowsUpdateは通ったものの、

今度は起動直後にバッテリー充電制御ユーティリティの
 
エラーメッセージが毎回出るように。
 
別の同型機で確認→スタートアップには組まれていない事が判明、削除を試みる。 
 

まずはタスクマネージャ/スタートアップから無効に→しれっと表示される。

しれっと。

アプリの削除から消せない。

再びgoogle検索し今度はレジストリエディッタから削除。
再起動を数回かけ表示されないことを確認。
 

古いファイルは悪影響を及ぼすことがあるのだ。

掃除大事。
ドライバインストール時には注意しておこう。
また一つ、勉強になりました。