問1.eSATA端子にUSBtypeAは刺さるか?(5点)
答え
刺さります。
刺さらないと思っていた私は5点を逃しました。
先日のこと、
「起動したら無効なディスクがどうたらいう変な文字が出てきた助けて」
という依頼を受け拝見したノートブック。
お、USBメモリが2本刺さっているなと思いつつ、
当初HDDの異常が考えられたので真っ先にBIOSに入り設定を確認。
起動順序を
1.USB HDD
2.HDD/SSD
となっていたので、もしやこいつが原因では?
1.HDD/SSD
2.ODD
…
5.USB HDD
に変更し起動確認。5番目にしたのは何となく。気分。
無事に立ち上がり表示されるデスクトップ。
刺さっていたUSBメモリ内はそれぞれ同じExcelファイルがずらりと。冗長推し!
コピーが1個だけだと不安だから2個に保存してるとの弁。
なるほど‥と感心しながら端子をよく見るとeSATAの文字。
「?!」と思って抜いたUSBメモリの頭はよく見慣れたUSB(TypeA)
あ、刺さるんだ‥ということを知りました。
eSATAのプラグ部分はちょっとゴツイから端子内部も違う構造をしているだろう、
という先入観によって5点を逃した形に。
eSATAは"コネクタ中央の台座部分がUSBコネクタと同じサイズ"で
"外付けドライブ向けに定義されたもの。"(ともにwiki)
刺さっていたUSBを起動ドライブとして読んだものの.xlsしかなかったんで、
無効なうんぬんメッセージが出てきたのかと思われる。
何にせよ無事起動するようになって一安心。
eSATAにはUSBtypeAが刺さる。
また一つ、勉強になりました。
サッと開けて、パッと取り出し、サクッと入れ替え@dynabook
電源入れてから立ち上がるまでに結構時間がかかるとのこと。
10年ほど前のモデル。WindowsVista→7に上げている。64bit。
この頃から長い事標準的メモリ容量って「4GB」の時代が続いてる。
最近8GBが増えてきた感じ。
よっぽど重い作業でなければ4GBで事足りるような。
丸みを帯びたデザインに艶やかなボディ。16型ワイドなのでやや大きい液晶。
有名スピーカーメーカーとのコラボしているようだ。
症状確認のため起動させてみると、HDD周辺からチリ…チリ…という高めの音。
…これか。
あまり聞きなれないが読み込んでる音ではない。
何とか立ち上がりデスクトップ画面。
ファイルやネットにつないでもその音は聞こえてこない。
どうやら起動時のみの現象のようだ。
お預かりしHDDの状態を確認。
状態は「注意」。05欄の末尾が5。
試しにデスクトップ上のexcelショートカットクリック
→開くまでに10秒ほど。
再起動をかけデスクトップフォルダが表示されるまでをカウントしてみる
→96秒。
「ようこそ」文字のあたりでマウスアイコンくるくる。
HDDの状態考えると、このまま使うとさらにくるくる時間が長くなりそう。
他への悪影響も考えれらる。
要望通りSSDへの換装を行う。
dynabookは比較的HDDへのアクセスがしやすい機種が多いイメージ。
データ移行にはどうしても時間がかかる。
USB扇風機で風を当てながらジーーーーーッと待つ。
移行後SSDへ入替。
ネジを忘れずに締め上げて起動確認へ。
はたしてどの位改善されたかな…
「ようこそ」文字のくるくるは数瞬。
あっという間にデスクトップフォルダが表示される。
これぞSSD‥!ビバSSD・・・!
引き続き作業。今度はWindowsUpdateの更新。
直近の確認日時が2017年7月。
2年近くのブランクを130個近い更新ファイルで埋めていきます。
数時間かけて最新の状態に。
次はプログラムの確認。
一覧から10に対応していないプログラムを洗い出しておきます。
この後のwindows10アップデートの際にも確認し適宜処理を進めます。
USBメモリに入れておいたwindows10インストールメディアを接続し、
setup.exeをクリック。OS上から起動させます。
※再起動しUSBメモリから立ち上げようとすると後々面倒な事になります。
※アップデートなら正常に起動しているOSから。
作業を進めていくと「引き継げないものがありまっせ」メッセージの表示。
「Mobile intel 4 Series Express Chipset Family」が10非対応だよとのこと。
調べると、ディスプレイドライバのこと。
intelのドライバは評価が低く非対応と言われることが多いのだとか。哀しい。
同スペックの他機にて同ドライバが10環境で正常に動いていること確認取れたので、
アプデを続行。
心配性なので、扇風機で風を当てながらしばらく放置。
再起動がかかりそうになった頃にパソコンの前で待機し、
再起動かかったらスッとUSBメモリを引き抜きます。
USBの起動順序が上位だとまたインストールの画面になってしまいます。
ほどなくしてデスクトップが表示。
・・・問題なし。レスポンスも変わらずサクサクだ。
10環境でのWindowsUpdate更新実行。
最新の状態までもっていきます。
2017年7月@Windows7から2019年7月@Windows10までやっと追いついたところで、
次は要望にあったDVD再生ソフトを入れていきます。
今回はMedia Player Classic Home Cinema(MPC-HC)を導入。
既定のアプリ化と自動再生化を進めます。
無事読み込みを確認後
デバイスマネージャで!が出てない事を確認。
無水エタノールで汚れを落としピカピカに清掃していきます。
新しく生まれ変わったdynabook。
まだまだ戦えます。安心して使えます。
公式サポート終了が半年後に迫っているwindows7。
当店でも10へのアップデート依頼が増えております。
古くなって使えないと諦める前に当店へご相談下さい。
定休は木曜日。
営業時間は10~19時。
立川近辺でしたら出張引取・修理も承ります。
ご連絡お待ちしております。
中古スマホ・ガラケーラインナップ大増強!
エックスモバイル立川店、ならびに姉妹店のiPhone修理のifc立川店にて
店頭販売中の中古スマホ(iPhone&Android)のラインナップが大増強されました。
iPhone6~7、Xperia、Galaxy、ARROWSの他、
各キャリア(docomo、au、Softbank)のガラケーも置いてあります。
─────────────ガラケーからiPhoneやAndroidのスマホにしてみたい
スマホにしてたけどガラケーに替えたい───────────────
───────────────もう一台スマホやガラケーが欲しい!
<<<iPhoneからAndroidへ、またはAndroid→iPhoneへ変えてみたい!>>>
───────────────慣れ親しんだガラケーを新しくしたい!
今使ってるケータイの予備が欲しい───────────────
こんな声にお応えします。
各店頭に欲しいものがなくても、別途在庫確認で見つかれば取り置きも可能です。
予約して入荷次第ご連絡という形もとれます!
姉妹店の立川駅南口徒歩1分「iPhone修理のifc立川店」でも中古携帯取り扱っています!
お問合せは下記よりご連絡下さい!
液晶割れからの脱出。~VAIO VPCEH19FJ編~
VAIO VPCEH19FJ。
踏んで割ってしまった液晶の修理でした。
天板側への影響が懸念されましたが大丈夫なようです。
液晶が割れてしまっても、OS自体にはほぼ影響がありません。
※但し、割れ方によってはOSが入っているHDDやSSDに影響があります。
※修理受付の際にお教えください!
修理の際は、ベゼル(液晶周りの枠)のツメを破損させないよう慎重に、
かつ迅速に外していきます。
ノートパソコンの液晶周りにはwebカメラや無線LANのアンテナ等も設置されているので、傷つけないようにココも慎重に作業します。
仮付けで問題なく起動していること、他の部分にも損傷が出ていないことを確認し復元へ。
筐体も掃除させていただきました。
筐体色ピンクは新鮮でいいですねー
また、液晶開く際に角をもってらしたので、
液晶のたわみを防ぐ意味でも、角ではなく真ん中を持って開け閉めされるといいですよとアドバイスさせていただきました。
搭載OSはWindows7。
あと半年後、2020年1月14日にサポートが切れてしまいますWindows7!!
・・!?・・・もうあと半年なのか・・・!!!
xmobtachirepair.hatenablog.com
サポート切れのOSはネット上の危険に晒され続けてしまいます。
お客様には、長く使い続ける場合や、古いOSでないと動かないものは特にないよという状態であればWindows10への移行を是非!と推しています。win10推し。
当店でもできますよーデータそのままで大丈夫ですよーとご提案しています。
ウィルスに侵される前に是非!!
【教訓】
・ピンクは新鮮。
・Windows7サポート切れまであと半年
また一つ、勉強になりました。
SSD速度体感ノートパソコン、店頭展示中!
百聞は一見に如かぁず!!
エックスモバイル立川店店頭にて、HDDとSSDの速度の違いを体感できます!
HDDとSSDの違いの一つに転送速度があります。
SSDの転送速度はだいたいHDDの平均3倍以上。
高速な転送はサクサクキビキビした挙動を生み出します。
起動が早くなるのはもちろん、各種アプリケーションの起動&終了、
本体のシャットダウンも驚くほど速くなります。
この速さ、是非店頭で味わってください!
体感機にはoffice互換ソフトである「WPSoffice」を導入していますので、
SSD環境下での使用感をお試しいただけます。
さらに!!
当店ではメモリ増量も承っております。
広大なパソコンの作業場たる「8GBメモリ」と
高速転送できるデータ領域「SSD」、
そしてお得な「中古パソコン」。
この3つの組み合わせは、
まだまだ戦えるスペックをリーズナブルな価格で手に入れられる最適解!
是非一度、当店へお越しください!
重い挙動の中に埋もれてしまったスタートボタン
出張修理のご依頼。
「動作が重い。写真も開けない。デスクトップの左下にあるスタートボタンが効かない」という症状。
お宅にお伺いして不具合機とご対面。
NECのデスクトップパソコン VALUESTAR G。
第4世代i3・4GBメモリ・500GBを搭載。
‥そこまで古い機種じゃない。
終了するときは本体の電源ボタンを長押しして強制シャットダウンさせていたそうな。
…HDDによろしくない。なんとかせねば。
タイマー傍らに電源ON。・・・・・確かに重い。
windows10にアップグレードされてるが重い。
写真をクリックしてもビジー状態から動きがない。
スタートボタンも効かない、というか反応しない。
キーボードのwindowsキーも作用してない。
もう少し調べてみると、スタートキーとともにCortanaが効いていない。
けれどもタスクバーは生きてる。
謎い‥
ショートカットキーからタスクマネージャ起動。
動作は遅いがCPU使用率は10%以下、
4GB一枚刺しなメモリも使用率49%と余裕がある。
何かプログラムが裏で動いてる感じでもない。
右クリックは効くのでWindowsマーク右クリ→シャットダウンメニュー選択。
これであれば電源ボタン長押しでなくてもパソコン終了できるが、
重い動作の根本的解消にはならない。
とりあえずWindowsUpdateをかけて再起動。
再起動時にもタイマー傍らに様子を見ていたが先程と大差ない。
効かないスタートボタン。
ムムム‥
色々検索してみると、
どうやらストレージの「空き容量を増やす」にてWindowsUpdateの
一時ファイルを削除すると改善するかもしれないという記述を発見。
実践して再起動。
・・・
お、なんか軽くなった気が。
デスクトップが出てきた。
スタートボタン・・・・効く!
直った!!!
写真も開ける!!
直って軽くなった動作にお客様もご満悦。
今のこの状態でも使えますが、メモリ増量やSSDへの換装でさらに軽くなるという案内をさせていただいて終了。
【教訓】
一時ファイルの削除が効果的な場合もある。
また一つ、勉強になりました。
画像/動画入りフォルダを再生できるか?Android編
【取り戻したい思い出が入っている。けれども‥】
お客様自身でも復旧を試みたそうだが、ダメだったようで。
上書きされているとどんどんスキャンできなくなってしまうので急がないと。
【Android側の準備】
Androidのデータ復旧にはroot化が欠かせない。
但し、root化してしまうとメーカーの保証が受けられなくなる。
今回はunroot化も行えるソフトを使用した。
まずは、対象のAndroidをUSBデバックモードにする必要がある。
機種によりやり方が異なるそうだが、
この機種ではビルド番号を7回タッチすることで現れる開発者向けオプションから、
設定画面に入りUSBデバックモードをONにした。
USBtype-A~ーtypeB変換ケーブルで検証機に接続。
予めセットしておいた復旧ソフトを起動。
【いざ復旧テスト。果たして‥】
起動後デバイスの認識、データのスキャンとスムーズに進んだが、
復旧したいデータは見当たらず。やはりダメだったか。
AndroidOS自体の「ごみ箱を復元する」機能も無反応。
今回はこれ以上打つ手がない。
【教訓】
使用しているとデータが上書きされていくのは他のOSでも同じ事。
間違って消してしまったら送受信を防ぐため機内モードにし、
極力そのままの状態で復旧を試みる。
また一つ、勉強になりました。