サッと開けて、パッと取り出し、サクッと入れ替え@dynabook
電源入れてから立ち上がるまでに結構時間がかかるとのこと。
10年ほど前のモデル。WindowsVista→7に上げている。64bit。
この頃から長い事標準的メモリ容量って「4GB」の時代が続いてる。
最近8GBが増えてきた感じ。
よっぽど重い作業でなければ4GBで事足りるような。
丸みを帯びたデザインに艶やかなボディ。16型ワイドなのでやや大きい液晶。
有名スピーカーメーカーとのコラボしているようだ。
症状確認のため起動させてみると、HDD周辺からチリ…チリ…という高めの音。
…これか。
あまり聞きなれないが読み込んでる音ではない。
何とか立ち上がりデスクトップ画面。
ファイルやネットにつないでもその音は聞こえてこない。
どうやら起動時のみの現象のようだ。
お預かりしHDDの状態を確認。
状態は「注意」。05欄の末尾が5。
試しにデスクトップ上のexcelショートカットクリック
→開くまでに10秒ほど。
再起動をかけデスクトップフォルダが表示されるまでをカウントしてみる
→96秒。
「ようこそ」文字のあたりでマウスアイコンくるくる。
HDDの状態考えると、このまま使うとさらにくるくる時間が長くなりそう。
他への悪影響も考えれらる。
要望通りSSDへの換装を行う。
dynabookは比較的HDDへのアクセスがしやすい機種が多いイメージ。
データ移行にはどうしても時間がかかる。
USB扇風機で風を当てながらジーーーーーッと待つ。
移行後SSDへ入替。
ネジを忘れずに締め上げて起動確認へ。
はたしてどの位改善されたかな…
「ようこそ」文字のくるくるは数瞬。
あっという間にデスクトップフォルダが表示される。
これぞSSD‥!ビバSSD・・・!
引き続き作業。今度はWindowsUpdateの更新。
直近の確認日時が2017年7月。
2年近くのブランクを130個近い更新ファイルで埋めていきます。
数時間かけて最新の状態に。
次はプログラムの確認。
一覧から10に対応していないプログラムを洗い出しておきます。
この後のwindows10アップデートの際にも確認し適宜処理を進めます。
USBメモリに入れておいたwindows10インストールメディアを接続し、
setup.exeをクリック。OS上から起動させます。
※再起動しUSBメモリから立ち上げようとすると後々面倒な事になります。
※アップデートなら正常に起動しているOSから。
作業を進めていくと「引き継げないものがありまっせ」メッセージの表示。
「Mobile intel 4 Series Express Chipset Family」が10非対応だよとのこと。
調べると、ディスプレイドライバのこと。
intelのドライバは評価が低く非対応と言われることが多いのだとか。哀しい。
同スペックの他機にて同ドライバが10環境で正常に動いていること確認取れたので、
アプデを続行。
心配性なので、扇風機で風を当てながらしばらく放置。
再起動がかかりそうになった頃にパソコンの前で待機し、
再起動かかったらスッとUSBメモリを引き抜きます。
USBの起動順序が上位だとまたインストールの画面になってしまいます。
ほどなくしてデスクトップが表示。
・・・問題なし。レスポンスも変わらずサクサクだ。
10環境でのWindowsUpdate更新実行。
最新の状態までもっていきます。
2017年7月@Windows7から2019年7月@Windows10までやっと追いついたところで、
次は要望にあったDVD再生ソフトを入れていきます。
今回はMedia Player Classic Home Cinema(MPC-HC)を導入。
既定のアプリ化と自動再生化を進めます。
無事読み込みを確認後
デバイスマネージャで!が出てない事を確認。
無水エタノールで汚れを落としピカピカに清掃していきます。
新しく生まれ変わったdynabook。
まだまだ戦えます。安心して使えます。
公式サポート終了が半年後に迫っているwindows7。
当店でも10へのアップデート依頼が増えております。
古くなって使えないと諦める前に当店へご相談下さい。
定休は木曜日。
営業時間は10~19時。
立川近辺でしたら出張引取・修理も承ります。
ご連絡お待ちしております。