自動修復ループから抜け出せないdynabookと対峙。
結果から言うと、クリーンインストールの道しかなかった。
そこに至るまでの試行錯誤を備忘録しておこう。
【HDDの状態】
HDD抽出しCrystalDiskInfoから確認
状態「注意」 05欄:0 / C5欄:8
使用時間:6415時間
平均寿命1万時間から考えれば寿命下り坂に差し掛かっていると思われる。
まずは、
回復環境からのスタートアップ修復→NG
スタートアップ設定してセーフモードに入ろう
→再起動しても選択肢の項目が表示されず。
セーフモードにいけない。oh‥
セーフモードに入れないと色々よろしくない。
…もう少しあがこう。
再び回復環境コマンドプロンプトから
sfc /scannow → Windows リソース保護は要求された操作を実行できませんでした。
chkdsk c: /f → 異常なし
bootrec /rebuildbcd → インストールされた合計数:0 正常終了
bootrec /fixboot → アクセス拒否
アクセス拒否って。そこは通してよ。
DISM/Online/Cleanup-Image/RestoreHealth等のDSIMコマンド走らず。
※windowsPEでは DSIM通らないね
次なる手BCDの修復へ
DISKPART→ list vol で対象ディスク内のvolume確認
FAT32のefiパーテーション(260MB位)を適当な文字(Nとかbとか)にリネーム
diskpartをexitした後
適当な文字:> cd /d 適当な文字:\EFI\Microsoft\Boot
適当な文字:> bootrec /Rebuildbcd
適当な文字:> bootrec /fixboot ←ここでアクセス拒否
行く手を阻む「fixbootアクセス拒否」の解消を試す
diskpartからlist vol →efiパーテあるvolを選択
assign letter=適当な文字 →exit
適当な文字:> にした後
format 適当な文字: /FS:FAT32
bcdboot C(※Dの場合もあり):\windows /s 適当な文字: /f UEFI →NG
bcdboot d:\windows /l ja-JP /s c: →NG
cd /dの前に>md /~実行するやり方だと、サブディレクトリがすでに存在しています。と出て大した効果なし
【WindowsPE環境に移る】
同環境でも使えるbootsectコマンドを試す
bootsect /nt60 c:\ →NG
bootsect /nt60 d:\ →NG
レジストリの復旧も試す。
default/SAM/security/software/SYSTEM/ をリネーム→コピー
再起動→変化なし
ハッ・・!
回復環境下ではレターがズレる!と思いつつ
D:をターゲットにして作業やり直すも効果なし。
chkdsk /rでジーッとまっても不良セクタは検出されず。
fixbootアクセス拒否問題を解決しないと前に進めない。
スタートアップ設定が再起動後に反映されてなかったのは、
そのあたりのファイルが壊れていたからだろうか?
次に進む際データの損失が怖いので、
回復環境cmd→notepad二窓開いて外付けHDDにコピー。
※windows10の回復環境はnotepad複数起動が可能なのでコピペがとてもやりやすい。
※ソースとターゲットを意識した窓の配置をすれば視覚的イメージにもグッド。
結果、
D:\windows~内のファイル20MBほどはエラーが出てコピーできず。
セーフモードにいけなかった理由はここに?
準備は整ったので、いざ「このPCを初期状態に戻す」を試す。
・・・が、
「問題が発生したため初期化できませんでした」 メッセージ。
oh‥NGですか。
すべてNGが出たため、
残された道はクリーンインストールのみ。
是非を問うと、
対象HDDならびにパソコンの状態、その他諸々を鑑みると現状のままがいいという判断が。
dynabookを無水エタノールで拭き拭きクリーニング、外付けHDDを渡して終了。
【教訓】
壊れたファイルの場所によってはセーフモードに入れなくなる。
回復環境下ではドライブレターズレるからdiskpart→list volで把握しておく。
また一つ、勉強になりました。
プチプチ切れるネット回線とB553/J
今回の機種は
TOSHIBA dynabook Satellite B553/J
無線LANを搭載していないのでUSBアダプタ使用しインターネット接続使用。
だが、作業していると回線がプチプチ切れるとのこと。
傍らに検証機置いて確認してみる。
検証機側ではプチプチ切れる現象は確認できず。回線の状態は大丈夫。
…となると、送受信するアダプタが原因?と判断。
まずはドライバから見直そう、
デバイスマネージャー
↓
ネットワークアダプタプロパティ
↓
ドライブの更新。
加えて、
USB接続とはいえ、もしかすると影響あるのかもしれないと思い、
ネットワークアダプタプロパティ
↓
電源の管理
↓
「電力の節約のためこのコンピュータでデバイスの電源をOFFにする」
のチェックを外しておく。
改めてネットワークの状態の眺めていると、2.4GHz(11n)で接続されているのを確認。
2.4GHzは障害物に強いが他の家電製品でも使われている帯域なので、
電波干渉が発生しやすいと言われている。
近くに電子レンジがあるため、もしや電波干渉が原因?
USBアダプタを調べてみる。
外観からは品名/メーカー分からず。802.11nアダプタという表記だけ。
検証機は同SSIDを5GHzで接続していたので、
このアダプタは5GHzに対応していないと思われる。
5GHz対応アダプタを別途購入するのが近道っぽい。
無料で出来ることを模索する
不必要そうなアプリを見直していく。
パッと目についたのが、起動時に立ち上がるOneDrive。
ネット接続する前から立ち上がって
「ネットに繋がってないよ!」とアピールしてくる。
もしかして、起動時の負担が減れば送受信安定する?と思い、
設定画面からチェックを外す。
再起動をかけOneDriveが立ち上がらないことを確認。
とりあえず様子見。
数日様子見たが状態はかなりマシになった模様。
ベストは5GHz帯対応かつ11acOKなアダプタつければ安定と高速化が得られる。
といったところかと。
※5GHz2019年6月現在だと1200~2000円で購入可能。安くなったなぁ
【教訓】
回線~ルータの状態
→ルータ~アダプタ間のwifi状態
→端末についているwifiアダプタの状態
→端末そのものの状態
端から順に一つ一つ確認していこう。
また一つ、勉強になりました。
ノートパソコンから出るカサカサ音の正体。
「何もしていない状態では音がせず、
負荷がかかると音が大きくなる」
聞けば、真っ先に思い当たるのがノートパソコンのCPUファン。
HDDだとシュゥゥゥゥィィィン・・カッコカッコとかだろう。
【今回の機種は】
B552/H。
この機種の場合、CPUファンにアクセスするには
・バッテリーを外し、
・メモリカバーを外し、
・HDDカバー&HDDを外し、
・底面の見えるネジ全部外し、
・電源&インジケータカバー外し、
・キーボード外し、
・液晶、というか上半身外し、
・パームレストカバーを外し、
・やっと見えた基板をも外し
ここまでやらないといけない。
MacBookのように底面カバーだけで済めば楽なのに‥と思いつつ、
ネジを外しネジを外し、ネジを外してカバーを外す。
さて問題のCPUファンとご対面。
見た感じ、変形はしてなさそう。
とりあえず清掃して再起動してみる。
・・・お?カサカサ音しなくなった。
清掃だけで済んだようだ。よかった・・。
これでも改善しなければCPUファンの交換になる。
ノートパソコンのCPUファン調整への道は機種によって長さが色々。
発熱が低ければファンレスな機種も。
デスクトップパソコンの場合は、
CPUファンにすぐたどり着けるがケースファンが別だったり、
CPUファンがケースファンも兼ねていたり、
CPUの熱を逃がすヒートシンク部分がニョキッと伸びてケースファンと兼用されていたりとか色々。
冷やし方も、熱を逃がしたヒートシンクにファンで風を当てる空冷式
冷却水で熱を逃がしケース側につけたラジエータで冷やす、まるで車のような水冷式、
はたまた、冷却効率の良い液体にCPUや基板部分をどっぷり沈めてしまうなんていうのもあったとか。
CPUの熱を逃がさず上がり続けてしまうと、保護機能が働きシャットダウンしてしまう。
パソコンが突然落ちてしまう原因の一つ。
今回の機種は発売から5年近く経っているが、
SSD換装やメモリ増量すればまだまだ戦えるCPU。
突然落ちるようになった・使えない・不要と見限る前にご相談を!
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HELP!プツプツ切れる無線LAN。有線にしたがNG。
興味深い話だった。
店内で使用している業務用ノートパソコンを無線LANでネット接続している。
が、回線がよく切れる。仕事にならない。
有線で繋ぎたいが設定がうまくいかないそうで。
出張修理に赴くことに。
【店内にお邪魔して】
まずは接続環境をチェック。
終端装置~光ルーター~各端末というオーソドックなスタイル。
光ルーターも終端装置も問題なく動いてるようだ。
インジケータも順調に点灯している。
有線で繋がっている決済機器があったが問題なく使用できている。
となると、ノートパソコン側に問題・・?
【ノートパソコンをチェック】
有線で接続するため無線機能をOFFに。
持ってらしたLANケーブル(Cat6)を繋いで問題なく認識していることを確認。
試しに回線テストで速度チェック。
お手軽なので多用していますネトフリ回線テスト。
計測してみると90MB/s出ているので問題なし。
業務システムも問題なし。
今回はケーブル所持&有線接続だったので比較的短時間で作業終了できた。
しかし、両手広げた距離くらいしか離れていないのに切れる切れる。
ルーターの問題か。
固定電話の親機が発している電波と干渉していることも考えられるが‥。
また一つ、勉強になりました。
あと二百十数回寝ると切れるもの
サポートです。Windows7の公式サポートが切れます。
Microsoft公式にこんな特集がありました。↓↓
サポート切れで怖いのは、自分のパソコンがウィルスが充満した中にさらされてしまうことと、
他人のパソコンへのセキュリティ攻撃の足場にされてしまうこと。
Microsoftからサポートを受けられる環境は維持していきたいですね。
OS新しくするならパソコンも新しくしよう!それもなるべくお金をかけずに!!
‥そこで中古パソコンの出番です!
ProBook4740s 起動が遅い どうにかしてほしい。でも、中古だとスペックがちょっと心配…でしたらば、
カスタマイズという方法もございます。
メモリを増量したりHDDからSSDに換装することで、最新型と遜色ないスペックになります!
それでもお値段は新品の半額かそれ以下!!
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さて、
データ移行は終わったかな‥‥‥?
起動が遅い。どうにかしてほしい!hp/ProBook4740s
そんな時はSSD換装!!
ProBook 4740s。HPのノートパソコン。
スペックは、
Core i3 3310M 2.40GHz
8GBメモリ HDD 320GB
Win7 SP1 64Bit
というもの。
上記ご利用のお客様からのご相談。
「会社の営業の皆様が共同で利用する端末なのだが、起動時間が遅く買い替えを検討している。
出来るだけ費用を抑えたい。何か修理すれば早くなるのか?」
とのこと。
早速起動テストで時間を計測。
ログイン画面に至るまでにおよそ1分47秒
パスワードを入力して安定起動するまでに更に1分ほど要してしまう。
WindowsUpdateが溜まっているわけでもなく、
他に特別異常が有る訳ではなさそうなのでSSDへの換装をご提案。
HDDの使用状況をWindows上で確認すると
容量:282GB
使用領域:78.7GB
空き領域:204GB
出来るだけ費用を抑えたいとのご要望と、現在のパソコンの使用環境をお伺いした上で今回は128GBのSSDに換装することでご注文いただくこととなった。
HDDからSSDへの換装、かつ容量のサイズダウンも必要になるため、
パーテーションのリサイズも併せて実行することに。
無事にSSD換装後、改めて起動テスト。
結果は、
ログイン画面に至るまでにおよそ15秒
パスワードを入力して安定起動するまでに更に10秒ほど。早ッッ
ログイン画面に至るまでは約1/7の時間
パスワード入力後の時間は1/6の時間に。
2分以上の時間短縮になると思えば成功でしょう!
最新のパソコンの起動時間には到底かないませんが、
まだまだ使えると大変喜んでいただけた。良し良し。
Windows7も来年2020年にはサポート切れになってしまうOS。
新元号令和もスタートしている。
OSも新しく10に移行する、というのも良いかもしれないです。
それにしてもやはり、SSD換装効果は絶大。
8GBも相まってまだまだ戦える力を持っている。
また一つ、勉強になりました。
WindowsUpdateに何度も失敗する。富士通/LIFEBOOK
WindowsUpdateに何度も失敗するFUJITSU LIFEBOOK S762/G
の案件。
表示されていたエラーコードは「0x80073712」
※回復環境(WindowsPE)のコマンドプロンプトではDSIMは走らないのよね
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth→OK
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth→OK
再度WindowsUpdateかけてみる。
つまずく。
一時ファイルをあらかた削除後に再起動。
もう一度WindowsUpdateかける
と・・・無事成功!
【これで終わりと思いきや…】
WindowsUpdateは通ったものの、
まずはタスクマネージャ/スタートアップから無効に→しれっと表示される。
しれっと。
アプリの削除から消せない。